ランニング歴はまだ1年半ですが、ジョグシューズはすでに3代目になりました。
最初は、シューズのことなどほとんど分かっていませんでした。
しかし、のちに膝の痛みや右内転筋の肉離れを経験し、自分に合うジョグシューズとは何かをかなり考えるようになりました。
今回はこれまでに使ってきたジョグシューズと、現在どのような考えでシューズを選んでいるかを書いてみます。
あまり運動習慣がなかった初心者のかた、私のようにかなり痩せ型の人は、似たような感覚になるかと思いますので、参考にしてみてください。
これまで使ってきたジョグシューズは以下の3足です。
1代目:ASICS GEL-KAYANO 26
2代目:ASICS NOVABLAST 5
3代目:ASICS GEL-CUMULUS 27 (現在使用中)
結論から言うと、私にとって大事だったのは単純なクッション機能ではありませんでした。
クッションはあるが、
柔らかすぎず、
沈み込みすぎず、
地面を感じられるくらいの接地感がある。
というのが、今の私がジョグシューズに求めている条件です。
以下、私のジョグシューズの短い遍歴を書きます。
1代目:ASICS GEL-KAYANO 26
私のランニングは、ASICS GEL-KAYANO 26から始まりました。
もともとはランニング用として買ったものではなく外出用として持っていたシューズです。
当時すでに、おそらく5年ほど前の型落ちモデルだったと思います。
耐久性が良かったため、古くても履き続けていました。
ヒール厚25mmほどで今の時代ではもはや薄底カテゴリーでしょう。
厚底シューズが話題になっていることを知っていましたが、初心者が薄底・厚底の区別もできないと思いこれで始めました。
最初は5kmほどしか走れず情けない思いをしました。すぐに膝が痛くなるのです。
いろいろ調べてフォームや接地を改善することで走れる距離を伸ばしていきました。
徐々に走れる距離を伸ばしていき、3ヶ月くらいで10km走っても膝が痛まなくなりました。
この時点でアウトソールはかなり削れていたため、2代目のジョグシューズに移行することにしました。
2代目:ASICS NOVABLAST 5
2代目に選んだのは、ASICS NOVABLAST 5です。
ランニングを開始して繰り返し膝を痛めた経験から、足を守ってくれそうなシューズを探していました。
クッションがあるシューズ。
初心者にも使いやすいシューズ。
足に優しいシューズ。
そういうキーワードで探した結果、NOVABLAST 5にたどり着きました。
購入前にはかなり情報を集めました。
各メーカーからクッション系のシューズがたくさん出ていてだいぶ迷いました。
そんな中あるレビュー動画で、
「初心者にもおすすめできます」
「これなら足が痛い時でも走れます」
というコメントが決め手となり購入しました。
私が実際に走ってみた感想ですが、
ポジティブな面としては
・軽い
・柔らかい (ちょっと柔らかすぎ?)
・GEL-KAYANOより弾む
・スピードは出しやすい
一方で気になったのは
・地面が感じられない
・沈み込んでからの反発が遅い
・ちょっとグラグラする
・なんだか滑る (マンホールや濡れた路面などで)
という感じでした。
ペースによる違いで言うと、
遅いペース帯だと、グラグラが気になりました。
速いペース帯だと、反発の遅さが目立ちました。
この遅さのタイムラグもグラつきとして感じられたかもしれません。
私が気になっている点は、あまりレビューでは紹介されていませんでした。
おそらく多くのかたにとっては気にならない程度なのでしょう。
あるいは私が初心者で、接地がまだまだ不安定であるために気になってしまうのかもしれません。
私の体重が47kgと軽量であることも関係しているかもしれません。
体重が軽いぶん、厚いミッドソールを安定して潰せていなかった可能性もあります。
それ以前に、GEL-KAYANO 26のような厚さが控えめなシューズから、いきなり厚底でバウンス感のあるシューズに移行したことで、その差を大きく感じてしまったのだとは思います。
NOVABLAST 5は人気のあるシューズですが、私の場合は気になるところがなかなか解消されませんでした。
また、これを使用している期間に右内転筋の肉離れを経験したこともあり、700kmほど使用したところで一度違うタイプのシューズにかえてみることにしました。
このころには、膝の痛みについてはほとんど出なくなっていました。
NOVABLAST 5のおかげはあったかもしれませんが、フォームや接地を改善した影響が大きかったのだと思います。
3代目:ASICS GEL-CUMULUS 27
NOVABLAST 5での経験を踏まえて、3代目のジョグシューズを選ぶときはかなり慎重になりました。
私が求めたのは、以下のようなシューズです。
クッションはある。
でも沈み込みすぎない。
跳ねすぎない。
接地感がある。
ジョグは走りの基本を作る時間でもあると思います。
そのため普段のジョグシューズには、過剰な反発やバウンス感は必要ないのでは?と考えるようになりました。シューズの助力が強すぎないほうが、フォームや地面反発のもらいかたや接地の安定性を身につける練習にもなるのではないかと思いました。
候補にしたのは、以下の3足でした。
ASICS GEL-KAYANO 32
ASICS GT-2000 14
ASICS GEL-CUMULUS 27
どれも条件をクリアしていましたが、最終的には、この中では軽くて足を回しやすそうなGEL-CUMULUS 27を選びました(当時はまだGEL-CUMULUS 28の発売前でした)。
この選択は私としてはかなり成功で、ほぼ狙い通りのシューズでした。
良くも悪くも尖ったところはないですが、ジョグシューズとしてはちょうどよいと思っています。
クッションがあれば足に優しいとは限らない
クッションのあるシューズの中には40mm超えの厚底シューズや、柔らかく「バウンス」が特徴のシューズが紹介されることが多い気がします。
ASICSならNOVABLAST、SUPERBLAST
New Balanceなら1080シリーズ
NIKEならVomeroやVomero Plusなど
どれも人気のあるシューズです。
そして多くの場合「初心者にもおすすめ」とも紹介されています。
実際にそれが合う初心者もたくさんいるでしょうし、厚いクッションや、「跳ねる」「弾む」という感覚を楽しめる人もいると思います。
しかし本当に多くの初心者に勧められるものでしょうか?
私のようにフォームや接地の安定がまだでき上がっていないランナーだと、
柔らかいために接地でグラつく。
地面を感じられないと不安になる。
弾むためにフォームが崩れる。
こういう感覚も出てくるのではないでしょうか?
長く走ることを思えばクッションはあるべきだと思います。
しかしクッションとともに、「安定性」があるかどうかの視点も必要で、これはランナーそれぞれで必要なレベルも違うはずです。
走れるランナーにとっては、「バウンス」が心地よく、自分の走り自体の安定性が十分のため、シューズにはそれほどの安定性を求めないのだと思います。
初心者が、厚くて柔らかい、結果として安定しないシューズで毎日走ることで筋肉や関節に負担がかかる可能性もあると思います。
私の場合はそれが内転筋だったのかもしれません。
私が今ジョグシューズに求めるもの
1年半走ってきて、私に合うジョグシューズがかなりはっきりしてきました。
クッションはあるけれど、柔らかすぎず、沈み込みすぎず、接地感がある。
GEL-CUMULUS 27は、その条件にかなり近いシューズでした。
つまりは、ニュートラルなシューズになるかと思います。
もうちょっと反発があってもいいのかな?と思うことはありますが、これを履き潰せるくらい練習を積んでから検討したいと思います。
今後、走力が上がったり、フォームが改善されたり、体が強くなったりすれば合うシューズも変わるかもしれません。
シューズに安定をそれほど必要としなくなり、もう少し反発のあるものを選べるようになるかもしれません。
いつかはNOVABLASTシリーズにも再挑戦したいと思います。
まとめ
ランニングを始めて1年ちょっとで、ジョグシューズは3代目になりました。
1代目はGEL-KAYANO 26
手元にあったシューズで走り始め、膝の痛みと向き合いながらフォームを見直しました。
2代目はNOVABLAST 5
クッション性に期待して選びましたが、私には柔らかさやグラつきが合わず、走力不足もあって内転筋の故障にも影響したのではないかと感じています。
3代目はGEL-CUMULUS 27
クッション、接地感、安定性のバランスが良く、今の私にはかなり合っています。
この経験から学んだのは、
クッションがあれば足に優しいとは限らない
ということです。
初心者ほど足を守りたいので、厚くて柔らかいシューズに惹かれます。
しかし自分の体重、接地、フォーム、走力によっては、柔らかいクッションよりも安定感のあるニュートラルなシューズの方が合うこともあります。
みなさんはジョグシューズに何を求めていますか?
クッション、安定感、反発、軽さ、これらのバランスなど、選び方があればぜひ教えてください。