私は毎週土日の早朝は、自宅から4kmほどの場所にある大きな公園で練習をしています。
最近はその早朝に走る人がかなり増えました。
こんな暑い時期になってから人が増えるのも不思議に思いましたが、見たところランニングを始めたばかりの人も多いようです。
そこで今回は特に初心者の方に向けて、ランニングを始めるにあたり何を揃えれば良いか、ご紹介したいと思います。
本当に何も持っていない方も想定しますので、当たり前すぎるギアも含めて紹介します。
ランニングシューズ
まずはランニングシューズです。
ランニングをするのだから当たり前ですね(笑)。
各メーカーさんが必ず「スタビリティ (安定性)」というカテゴリーで作っているシリーズがありますので、初めてのかたはそこから選ぶと間違いがないと思います。
わかりにくい場合もあるので、以下に代表的なシリーズを記載します。
ゲルカヤノ / GT-2000 / ゲルキュムラス (ASICS)
ストラクチャー / ストラクチャープラス (NIKE)
クリフトン (HOKA)
ウェーブライダー (MIZUNO)
Fresh form X 860 (NEW BALANCE)
(キュムラスとクリフトンはクッションカテゴリーでもありますが、同時に安定感が非常に高いため入れました)
これらから選べば怪我のリスクを下げて練習を続けられると思います。
履いてみて初めのうちは、「硬めじゃない?」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、この適度な硬さが怪我から守ってくれることも確かです。
私はゲルキュムラスを使っています。
私個人の経験としては、「クッション」や「バウンス」というカテゴリーのシューズは安定性を犠牲にしている側面があると思うので、最初の1足にはお勧めしません。
「スタビリティ」のシューズで十分な練習を積んでから、徐々にそういう要素を取り入れるほうが安全です。
私の失敗も参考にしてください↓
ウエア (Tシャツ・ノースリーブ・パンツ)
これも当たり前に準備されると思いますが、ウエアの機能に意識を向けるといいと思います。
最近は、大手スポーツメーカー以外にもランニング向けの商品を作るメーカー、スポーツショップオリジナルブランドなども機能性良好で、しかも安く売っていることもあります。
複数枚必要なものなので、これは大変助かっています。
さて最低限必要な機能ですが、まず「吸汗速乾」です。
ランニング用のものはほとんどが売り文句にしているので、そういうものを選べば間違いないです。
「速乾」については商品により差があるように感じています。
暑い日に走って大量に汗をかくと、Tシャツが汗で重くなったり、体に張りついて気持ち悪くなったりします。
私はあまり気にしないほうなのですが、長時間の練習になると重さで余計に疲れる感じはあります。
あとは肩が動かしにくくなるので、やはり走りのパフォーマンスが低下します。
こういった点が気になる場合は、柔らかさ・軽さなども確認して着心地のいいものを選びましょう。
特に汗で張りつくのが気になる方はノースリーブを検討するといいと思います。
生地が少ないほうが涼しいですし、通気性が改善されて乾きやすいです。
肩も動かしやすくなります。
ランニングパンツは収納が大事
ランニングパンツも考え方は同じですが、汗で張りついたり重くなったりするのはTシャツほど気になりません。
パンツの場合はポケットの収納力も気にしてみてください。
両サイドのポケットの他に、小さいものを入れられるウエストポケットがついているものがおすすめです。
このウエストのポケットは小さい収納スペースで、中身が揺れないことが利点です。
揺れると走りの邪魔になるもの(スマホや補給のジェルなど)を持つ必要がある場合はご検討ください。
私は車や家の鍵を入れています。ガチャガチャ音が立たないところが気に入っています。
あとはドリンクやタオルなど必要なものが入れられるかを確認しましょう。
ランニングポーチも選択肢に
ウエストポケットがないパンツを使う場合は、腰に巻くランニングポーチで代用できます。
「ランニングベルト」とも言われます。
揺れにくさを売りにしているものが多いです。
こちらのほうを使うかたも多いです。
お好みで選びましょう。
ベースレイヤー (人によります)
ベースレイヤーはいわゆる肌着ですが、汗をすばやく吸収して、上の層(Tシャツなど)に移動させることで、直接触れる肌をドライに保つ機能があります。
ファイントラックの商品が代表的です。
夏よりも、秋冬の肌寒い日の練習で使います。
特に寒い日の外出やエアコンでお腹が冷えやすい人にお勧めします。
私がそうです。
秋冬の練習では汗をかくまえからお腹が冷えて腹痛にまでつながることがあります。
そうなると練習どころではなくなるのですが、ベースレイヤーを下に着るだけで防ぐことができました。
商品の本来の目的と違う使い方かもしれませんが、非常に助かっています。
肌をドライに保ってくれるので汗冷えも防ぐことができます。
気になるかたは店頭で肌触りなどを確認してみてください。
ただ値段が高めなので無理に買わなくてもいいと思います。
高いので6年ほど前に買ったものを私はまだ使っています。機能が落ちても穴が空いたりしていないので。
ランニングソックス
手持ちのスポーツソックスで走る人もいますが、私はランニングソックスをおすすめします。
土踏まずのサポートや通気性、シューズとのフィット感向上などが計算された設計になっています。
使ってみると明らかな違いがわかります。
ランニングソックスには5本の指が分かれているタイプと分かれていないタイプがあります。
どちらでもいいと思います。
それぞれで特徴が違うので、簡単にご紹介します。
| タイプ | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| 5本指タイプ (指が分かれる) | 指が自由に動かせる 指同士の摩擦による皮剥けがない 足裏の機能がうまく使える(気がする) | 履くのに時間がかかる (慣れれば大丈夫) 指の間が痛いものがある 耐久性が低いものがある |
| ラウンドタイプ (分かれない) | 脱ぎ履きがスムーズ | 指同士の摩擦を防げない 足の指を広げられないものもある |
いずれにしても大事なのは、
5本の指がシューズのなかで動かしやすい・広げやすい
ということです。
完全に個人的な経験からですが。
これができないソックスでは私は疲れやすいと感じます。
時に足首や股関節が痛むことがありました。
些細な違いですが、これが怪我につながる人もいるかもしれません。
逆を想像してみましょう。
5本の指がつかまれて小さくまとめられて身動きができない状況です。
これですと足指・足の裏・土踏まずなどの動きが制限されて、それらによる着地時の衝撃吸収機能が低下します。
他の部位(膝関節周囲や股関節周囲)の負担が増えて、疲労や怪我につながる可能性があります。
つかまれている足自体も不自然な動きから怪我をするかもしれません。
「ならラウンドタイプはみんなダメじゃないの?」と思われるかもしれません。
誤解のないように付け加えますと、ラウンド型でも指の可動域を確保したモデルが多くあります。
しかし中にはそれが考慮されていない設計のものもあるため、そういうものは避けたほうがいいということです。
ですので、できればみなさんランニング専用のソックスを履いていただいて、
上記のような特徴を意識してみることをお勧めします。
ランニングキャップ
これは単純に眩しさ対策と、日光が直接顔に当たるのを防ぐためです。
特に夏は少しでも涼しい状態で走りたいので必須です。
軽くて、通気性の良いものを選びましょう。
アームスリーブ (人によるかも)
これを使う目的は2つです。
私は最初どちらの効果も疑問視していましたが、使ってみると実感できました。
- 腕振りによる疲労軽減
- 直射日光を避ける
コンプレッションウェアで共通して説明されていることですが、筋肉の揺れを軽減することで疲労を軽減できるようです。
実際に使ってみると確かに上腕の疲労が出にくくなります。
ただランニング中に腕が疲れない人だと効果を感じにくいかと思います。
「直射日光を避ける」のほうは、日焼けの防止だけでなく、直射日光を浴びる面積を減らすことで体力を消耗しにくくなり、結果として疲労も減ります。
余計なものを身につけることで「かえって暑くなるのでは?」と考えていたのですが、暑くなったとしても日光を遮ることの恩恵がより大きいため、結果としてはプラスに働きます。
秋冬には防寒目的でも使えます。
必須の装備ではないかもしれませんが、使ってみると違いがわかってしまったので、使い続けています。
しかし、初めから買わなくてもいいとは思います。
まとめ
ランニングを始める際に必要なもの、おすすめのものを紹介しました。
最低限必要なものは、
- 安定感のあるランニングシューズ
- 指が自由に動かせるランニングソックス
- 吸汗速乾機能のあるウエア上下
- 軽くて通気性の良いランニングキャップ
になります。
アームスリーブやベースレイヤーは必要に応じてお試しください。
今回の紹介からは省きましたが、眩しさが気になるかたはサングラスも用意するといいと思います。
私は早朝か夜の練習が多いため、これまであまり使っていませんでした。
これからランニングを始めるみなさんの参考になれば幸いです。
ほかにも初めての人におすすめのものがあれば、ぜひ教えてください。。
私が気づいていないだけで、便利なものがあるかもしれません。